ご挨拶

平成23年4月に初めて金沢市議会の議席をいただいて以来、市民の皆様にはご支援・ご声援をいただき感謝申し上げます。
私は親兄弟、親戚などに政治家はおりません。しかも、学生や会社員時代に政治活動と呼べる経験も皆無でしたが、平成22年11月に行われた金沢市長選挙に大きな刺激と感動を受け、この世界に飛び込むことを決意しました。
その当時は地元証券会社の法人営業を担当し、株式や債券の売買はもとより、未上場企業の上場準備、地方公共団体の地方債引受け、証券アナリストとしての企業調査などを行っていました。政治とは対極の経済の世界にどっぷり漬かってきた経験。そして、バブル崩壊後の苦しい時代を生きてきた「失われた世代」「氷河期世代」だからこそ、市民の生活に寄り添える政治家になれるのではないのか。しかもそのためには、市民に最も身近な存在である市議会議員が一番ではないのかと。議員としての活動も早10年が経ちましたが、地方こそが政治の原点との思いは現在も何ら変わることなく、私の胸により深く刻まれています。
人口減少や日本経済の衰退が懸念され、今後、地方は厳しい局面を迎える可能性があります。しかし、私は金沢市の潜在力を引き出しフル活用できれば、あらゆる困難を乗り越えることができると信じています。46万金沢市民の力を結集し、他の地方都市を先導する街、モデル都市にしようではありませんか。これからも市民の皆さんとともに素晴らしい金沢を作るべく、全力で仕事に邁進していくことをお誓いいたします。